OneAgentのメリット
単一の「ハンズフリー」のエージェントがフルスタック監視を100%自動化します。
単一のエージェントを一度導入するだけで永続的に手動構成が不要
Dynatraceでは、一つのホストにつき単一のエージェントを一度導入するだけで、アプリケーションデリバリーチェーン全体で関連するすべてのメトリックの収集が開始されます。導入が完了したら、あとはすべてお任せください。
マウスを数回クリックするだけで、Dynatrace OneAgentがホスト上で実行されているあらゆるプロセスを検出します。検出されたプロセスに基づき、OneAgentは自動的にスタックに合わせた計測を有効化し、タグをウェブアプリケーションページに自動挿入します。新しいコンポーネントはすぐに自動計測されます。
OneAgentとは
Dynatrace OneAgentは、基本的にユーザー固有の監視環境に合わせて構成された一連の特殊サービスから成る単一のバイナリーファイルです。これらのサービスは、ハードウェア、オペレーティングシステム、アプリケーションプロセスなどホストのさまざまな側面に関するメトリックを収集します。また、特定のテクノロジー(Java、Node.js、.NETなど)に対しては、OneAgent自体をそれらのプロセスに挿入して内部から監視することで、より詳細な監視を行うことも可能です。これにより、アプリケーションが使用するサービスに関してコードレベルのインサイトを得ることができます。
リアルユーザー監視では、ウェブサーバーにより表示される各アプリケーションページのHTMLにJavaScriptタグが挿入されます。これらのタグにより、OneAgentは顧客がモバイルやデスクトップのブラウザで体験する応答時間とパフォーマンスを監視できます。
必要な作業は単一エージェントの導入だけで、その数秒後にはシステムの完全な全体像を把握できるようになりました。
自動化されたエンドツーエンドのデータ収集
OneAgentは、アプリケーションスタックのあらゆる階層のメトリックを自動的に収集できる唯一のエージェントです。クラウドインスタンス、ホスト、ネットワークヘルス、プロセス、サービスなど、フロントエンドからバックエンドに至る必要な(業務およびビジネスの)パフォーマンスメトリックをすべて5分未満で取得できます。実行中であればOneAgentがデータを取得します。
- プロセス固有のネットワークメトリックを提供できるのはDynatraceだけです。
- 他のエージェントはすべてのアプリケーションレベルに関する情報を自動的に収集することはできません。
- 各コンテナにエージェントを導入する必要なく、コンテナ内で実行中のアプリケーションに関するパフォーマンスメトリックを取得できるのはDynatraceだけです。
仕様による統合データ
インフラストラクチャーの不具合がビジネスに与える影響はどのようなものでしょうか。各サービスがアプリケーションのパフォーマンスにどのように貢献しているでしょうか。OneAgentのアプローチは、フロントエンドおよびバックエンドのメトリックを単一の統合データリポジトリに収集するように設計されています。直接接続された完全な一連のインコンテキストデータがあることで、Dynatraceは、ビジネスメトリック、実際のユーザーエクスペリエンス、業務パフォーマンスをコードレベルで紐づけることができます。
- 他のAPMデータ収集は、仕様では統合されておらず、複数のツール、構成、データリポジトリを集めてつなげただけの状態です。
- 他のAPMが使用するマルチエージェントのアプローチは、「データサイロ」につながります。つまり、全体像を得るには分断された複数のメトリックを継ぎ合せるほかありません。
- 統合データモデルでは、すべての関係者に一貫した「信頼できる唯一の情報源」を提供できます。難しい作業や調整は必要ありません。
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